鹿島鉄道 桃浦(ももうら)駅
鹿島鉄道は2007年7月1日に廃止され、桃浦駅も廃駅になっています。2024年3月31日現在では地図上で廃線跡を確認することもできますが、この施設が残っているかは不明です。しかし、付近の道路上などからは富士山が見えるところもあると思います。
[1] ホームから霞ケ浦対岸を写しています。富士山は矢印のところにあり、水門を目印にするといいでしょう。
[2] 霞ケ浦対岸の林の上に見えています。富士山までの見通し線は土浦市街の南、守谷市、野田市、越谷市、川口市、和光市、西東京市、立川市を通って高尾山の南から丹沢・道志山地に入り、ほぼ標高が1000メートル未満のところを通って山中湖へ抜けています。このため遮る高い山がなく、富士山が見えます。
[3] 富士山まで172キロメートルなので、地球の丸みによって遠くのものは沈み込んで見えることになり、理論上は標高約2000メートルから上が見えます。それは吉田口四合目、小富士、須走口四合目などですが、対岸の林の高さがあるので、実際には七合目あたりから上が見えています。
[4] 駅名標といっしょに写しています。これだけ離れた駅で駅名標といっしょに写せるとは思いませんでした。
[5] ホームはこのようになっています。
[6] 駅舎と駅前広場です。おかしな表現ですが、感じのいい古い駅です。