東横線多摩川鉄橋(とうよこせんたまがわてっきょう)
東横線の多摩川鉄橋は眺めが良く富士山が見えるのが知られていますが、冬の晴れた日に車窓に目を凝らしていたら南アルプスの一部が見えました。
N35.58697° E139.66744° 標高 12.0m
[1] 丹沢の上に富士山が見え、御坂山地北東部の本社ヶ丸(ほんじゃがまる:1630メートル)の右側に白い山並みが続きます。この白い山並みは130キロメートル離れた南アルプスの農鳥岳(のうとりだけ:3026メートル)と間ノ岳(あいのだけ:3190メートル)です。
[2] 富士山をズームで写しています。山頂部に雲がかかっていますが、ここからは右端に白山岳、左端が成就岳、左から4分の1のところに剣ヶ峰という並びかたです。
[3] 南アルプスの部分とその右側を拡大してみました。農鳥岳より南の大篭岳まで見えています。大菩薩南端部分が低い笹子雁腹摺山(ささごがんがはらすりやま:1358メートル)まで見えているのは驚きです。さらに中央線の駅から歩いて登れる山梨県大月市の扇山(おおぎやま:1138メートル)も見えます。笹子雁腹摺山の左側に見えるのは中央線初狩駅付近の山のようです。
[4] 川崎市側の河川敷上を走っている電車の車窓から大菩薩や奥多摩が見えています。遠い国師ヶ岳(こくしがたけ:2592メートル)は95キロメートル離れた山梨県山梨市の北部にあってその北側は長野県です。