八代ふるさと公園(やつしろふるさとこうえん)

笛吹市八代町の蚕影桜(こかげさくら)で有名な公園です。春には桜が咲き、散り始めるころ付近の桃畑でピンクの花が開きます。その重なるころはピンクの競演になり美しいのです。そして桃畑の向こうに南アルプスが雪を載せて連なり、運がよければ北アルプスも見えます。
N35.60236° E138.64726° 標高 404.0m

[1] 春は遠くがすっきり見えることが少ないのですが、このとき(2002年4月5日)はよく見えていました。桃には少し早いけどこんな感じです。yatsushiro_1

[2] こちらは桜と南アルプスですが、2003年4月7日です。上の写真より2日遅いのにまだ桜なんです。年によってけっこう変動していることがわかります。yatsushiro_2

[3] 桃畑はこんな感じです。遠くは奥秩父の山並みですが、ぼやけていました。ほぼ一週間ピンクの絨毯の向こうに雪を載せた山並みが見えます。yatsushiro_3

[4] 南アルプスと八ヶ岳の稜線がちょうど切れるところが谷間になっています。ここを通り抜けて意外な山並みが見えるのですが、そのひとつがこの甲府盆地からの北アルプスです。このときは朝7時ですが、すでに霞み始め、なんとか写ったという感じです。さらにPhotoShopLEでレベル補正しています。
手前に見えているのは甲府の市街地、右からの斜面が手前は茅ヶ岳、奥が八ヶ岳の裾野、左の斜面は南アルプス北端です。
諏訪湖周辺から富士山が見えるのはこの逆になります。山に囲まれた山梨県と長野県、その中で平地から遠いところが見えるのはこういった数少ない場所からです。yatsushiro_4

[5] 公園の建物の近くから見える甲府盆地越しの山並みです。yatsushiro_5

[6] 咲きはじめた蚕影桜と八ヶ岳です。位置を変えると南アルプスとの組合せや金峰山との組合せなどが眺められます。yatsushiro_6

[7] 桃より1週間から10日ほど早く桜が満開になります。公園の建物の近くから桜越しに見える八ヶ岳です。yatsushiro_7

[8] 山梨県と長野県の境に連なる山並みの主要部分です。この山域を代表する金峰山と最高点の北奥千丈岳が見えています。yatsushiro_8

[9] 公園の駐車場から甲府盆地の北東にある乾徳山や山梨県と埼玉県の境に連なる雁坂嶺などが見えます。yatsushiro_9

[10] 上の写真の右側は大菩薩嶺の北に広がる高原地帯です。この尾根の向こうは山梨県ですが、多摩川の流域になります。市街地は甲州市塩山、小倉山は展望がいい山です。yatsushiro_10

[11] 甲州市勝沼の市街地の向こうに大菩薩付近が見えています。この山並みの向こう側は桂川(相模川の山梨県内での呼称)の流域になります。yatsushiro_11

[12] 大菩薩の南側を遮るように御坂山地から盆地のほうへ延びる尾根があります。yatsushiro_12

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