西行公園(さいぎょうこうえん)

西行法師が1186年に駿河から甲斐へ行脚するときにしばらくここの麓に住んだという峠です。ここから見える富士山は「盆中の富士」と言われ、御坂峠、花水坂とならんで「富士見三景」の場所となっています。
N35.23655° E138.49789° 標高 209.0m

[1] ここからはまずこれを見なければという「盆中の富士」です。右側は山梨県南部町の十島付近から上がってくる尾根、左側はその東で山梨県と静岡県の県境になっている尾根です。この2つの尾根がちょうど低くなったところに富士山があるのでこのような見えかたになります。saigyo_1

[2] 富士山の部分を抜き出しています。山頂部は中央に剣ヶ峰がくる三角形です。saigyo_2

[3] 西に篠井山が見えます。その奥に十枚山から青笹へ続く山梨県と静岡県の県境尾根があります。saigyo_3

[4] 篠井山の右側少し遠くなりますが、県境の大笹ノ峰から安倍峠まで見え、そこから北へ延びる山並みの七面山まで見えます。saigyo_4

[5] 木を避けて南部町の福士地区が見え、遠くに3000メートルの高峰群が見えています。七面山の大崩壊斜面「ナナイタガレ」もわかります。saigyo_5

[6] 左側は七面山から下る斜面、右側は南部町井出集落の北にある456メートルの山の斜面に挟まれた間に白い山が見えます。その部分をズームで写したものです。saigyo_6

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