三峰の丘(さんぽうのおか)
北杜市小淵沢町に、日本の標高が高い3つの山が見えるのでこの名前が付いた場所があります。実際にはこれだけではなく、南アルプスや八ヶ岳も見える好展望場所ですし、JR中央線の線路があるので、富士山を背景にした鉄道の写真を写す場所としてもいいでしょう。
N35.84896° E138.33264° 標高 842.0m
[1] 最も高い富士山(3775.63m)はこのように見えます。方向は146°なので、南東より少し南、距離は64.9kmあります。
[2] 2番めに高い北岳(3193.2m)はこのように早川尾根の上に見えます。方向は204°なので南南西、距離は21.1kmあります。
[3] 3番めに高い奥穂高岳(3190m)はこのように穂高の山々を従えて遠くに見えます。方向は309°なので北西、距離は78.7kmあります。
[4] 丘といってもなだらかなところで、ベンチもあるので、あたたかいときなら残雪の山を眺めながらのんびりするのもいいと思います。
[5] 金峰山と富士山の間は林に隠れています。そして富士山の右側にも林があって南アルプスから甲府盆地へ降りてくる尾根を隠しています。
[6] 南アルプスの鳳凰三山が見えています。
[7] 南アルプスの早川尾根、その上に北岳、そして甲斐駒ヶ岳が見えています。
[8] 甲斐駒ケ岳と鋸山です。
[9] 鋸山の北側、南アルプス北端が徐々に高度を下げていくところです。
[10] 花がきれいな入笠山が遠くに見えます。
[11] 南アルプスが高度を下げたところに北アルプスが見えます。
[12] 林の間に八ヶ岳が見えています。主峰赤岳は見えませんが、権現岳をはじめ南端部の山が見えています。
[13] 富士山を入れて電車が写せるのは、ここのもう一つの眺めと言えます。この翌日大雪が降り、この特急列車を含めて運休になりました。そして復旧したのですが、さらに1週間後の14日には甲府で114cmの積雪となる大雪に見舞われ、この区間は18日に暫定復旧するまで運転できない日が続いていました。