馬籠宿(まごめじゅく)
木曽十一宿の南端に位置する馬籠宿は中山道が美濃の平野から山へかかる入口にあり、坂の宿場です。いまでも街道時代の町並みを残しており、年間を通して観光客が訪れています。平成16年から19年にかけて各地で行われた市町村合併で、全国唯一の越県合併がおこなわれて、それまで長野県山口村だったところが岐阜県中津川市になりました。もともと岐阜県のほうに向いて開けていたので生活圏は中津川だったのでしょう。
N35.52837° E137.56959° 標高 640.0m
[1] 宿場の南側になる下陣場で馬籠館という店の駐車場から見える南東のほうの山並みです。富士山は見えないのですが、富士見台という山があり、その右側の少し低くなったところが古代東山道が越えていた神坂峠です。
[2] この地域を代表する恵那山が大きく見えています。
[3] 恵那山の右側でほぼ南になります。
[4] 陣場から坂を100mほど下ったところで田んぼに映る恵那山です。
[5] 下陣場から鍵の手になった坂が50mほど続いています。その車屋坂の上から見える恵那山です。
[6] 山には雲が湧いていますが、宿場に日差しがあたり上の写真とは雰囲気が違います。
[7] 宿場のほぼ真ん中にある大黒屋の前から見える恵那山です。宿場町を歩いていて恵那山が見えるところは意外と少ないようです。
[8] 宿場から馬籠峠のほうへ100mほど登ったところに上陣場広場があります。そこから東のほうを見ると男だる山へ続く尾根が見えます。なおだるは土へんに垂と書きますが、一部のコンピューターで表示される文字なのでひらがなにしています。
[9] 神坂峠から北へつづく山並みが見えています。
[10] 神坂峠は見えませんがその両側の山並みです。
[11] 宿場の上から見える恵那山です。
[12] 恵那山の右側、美濃の平野へ続く部分です。
[13] 越県合併記念碑と恵那山です。「古代は美濃の国だったが、その後、信濃の国になり、昭和の合併で半分が、そして、平成の合併で美濃の国に戻った」といったことが書かれています。