京都駅ビル(きょうとえきびる)
京都駅北側にある大きなビルで、デパートがあったり、大きな階段を11階まで昇ると広場があったり、展望回廊があったりする他にはない感じの駅ビルです。展望回廊からは古都をとりまく山並みや歴史に彩られた街が見渡せます。
N34.98600° E135.75800° 標高 100.0m
[1] 空中径路という名前の通路から見える盆地を取り囲む山です。西のほうに有名な観光地で嵐山の西にそびえる嵐山、そして竃の神様として全国に知られている愛宕山が見え、そこから北山の山並みへ続いていきます。
[2] 北山の山並みです。東本願寺は修復工事中でこんな巨大な覆いに覆われています。
[3] 北側には北山の山並みが続き、さらに琵琶湖の西にそびえる比良山系の蓬莱山が見えます。
[4] 御所から見て北東の方向になる比叡山には王城鎮護のために建立された延暦寺があります。そして大文字山が右のほうに見えます。なお送り火の大文字はこの山の中腹に展開されます。
[5] 空中径路には展望解説板を設置したところが4ヶ所あります。西側のその場所からは建物に邪魔されずに清水寺のあたりが見えます。
[6] 屋上広場から南東側を見たところです。伏見稲荷大社の奥山である稲荷山から茶どころ宇治方面の山並みです。このあとの2つも屋上広場からのものです。
[7] 京都盆地の南の出口にあたる部分で空気が澄んでいれば大阪の市街地も見える方向です。よく使われる天王山という言葉はこの山のふもとで行われた明智光秀と豊臣秀吉の戦いに由来します。また、淀川をはさんだ反対側には石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)がある男山も見えています。
[8] 南西を見たところです。町並みの中に東寺の五重塔が見えます。山並みは京都府と大阪府の境になる山です。