三伏山(さんぷくやま)

三伏峠の北側にある山で、ハイマツがありますが、樹林帯から上に出るので、360度の展望があり、塩見岳、小河内岳、荒川三山の絶好の展望台です。
N35.55725° E138.14621° 標高 2615.0m

[1] 三伏峠から歩いてきたほうを見ると2007メートルのピーク山腹にある三伏峠小屋が見えます。その左には同じ大鹿村の範囲にある前茶臼山が見えます。sanpukuyama_1

[2] 三伏峠から右のほうです。近くの伊那山地が見えますが、中央アルプス南部の安平路山や越百山は雲の中です。sanpukuyama_2

[3] 伊那谷をはさんで中央アルプスのピークが雲の中に見えます。手前は伊那山地の山で、山にある黄緑色のところは大萱山の右が梨原、その右に沢井の集落です。sanpukuyama_3

[4] 北西方向です。伊那山地二児山などが見えます。雲がなければ、大松尾山の左奥に乗鞍岳、小黒山の奥に北アルプス穂高連峰、二児山の向こうに常念岳や燕岳が見えるでしょう。sanpukuyama_4

[5] 北の手前の尾根は小黒山から本谷山へ続く尾根です。三界山は旧高遠町の美和湖の西側にある山、穴沢ノ頭、松峰、地蔵岳は旧長谷村の市野瀬から仙丈ヶ岳へ連なる尾根です。そして仙丈ヶ岳が見えます。sanpukuyama_5

[6] 仙丈ヶ岳から塩見岳へ連なる尾根と北岳が見えます。甲斐駒ヶ岳は本谷山に隠れています。sanpukuyama_6

[7] 白根三山の部分です。距離の違いで、第二の高峰北岳(3193m)が西農鳥岳(3051m)より低く見えます。なお、農鳥岳は塩見岳への稜線に隠れます。sanpukuyama_7

[8] 大きく見える塩見岳です。手前は烏帽子岳から三伏沢と塩見沢の合流点へ向かって伸びる尾根です。sanpukuyama_8

[9] ほぼ東にある蝙蝠岳が見えています。この南にある徳右衛門岳などは手前にある烏帽子岳から下ってくる尾根に隠れています。sanpukuyama_9

[10] 隣には烏帽子岳が見え、烏帽子岳と三伏峠を結ぶ稜線から前小河内岳が頭を出します。sanpukuyama_10

[11] 南東方向には小河内岳とその向こうに荒川三山が見えます。三千メートルの高峰群が並ぶ圧巻の眺めといえます。sanpukuyama_11

[12] 聖岳から南アルプス南部方面の山です。少し霞んでいるので、池口岳などがはっきりしません。sanpukuyama_12

[13] 茶臼山などが見えますが、これより南はこの尾根に遮られます。そして右端に三伏峠小屋があります。sanpukuyama_13

[14] 山頂ににある山名表です。「十山」という会社の社有林となっています。これはこの付近一帯の山林を製紙原料としていた会社が様々な経緯を経て現在の形になったようです。sanpukuyama_14

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