親不知の頭(おやしらずのあたま)
大菩薩峠から北西へ登っていき、次のピークがここですが、登山道はピークの横を旧峠へ下ります。大菩薩峠よりも眺めが良く休憩にはもってこいの場所ですので、お寄りになることをおすすめします。
青色の文章は2006年9月掲載時のものです。
大菩薩峠から西へ進み、次のピークが親不知の頭です。登山道はここに寄らずに旧峠へ下ってしまうので通り過ぎてしまう人もいるようですが、すぐ近くなので寄ってほしいところです。
N35.73874° E138.85074° 標高 1952.0m
[7] 富士山の左裾の向こうに愛鷹連峰が見え、手前には御坂山地が連なります。
[8] 天子山地の毛無山が見え、その右側に南アルプスが見えます。手前には御坂山地の西部が連なり、さらに上日川ダムでできた大菩薩湖が見えます。
[9] 甲府盆地の向こうに南アルプス荒川三山から白峰三山にかけての高峰群が並んでいます。
[10] 南アルプスが高度を下げながら北へ伸びています。手前には甲府盆地へ向かって下ってくる尾根が重なっています。
[11] 南アルプスが低くなった部分に白いものが見えたのでズームで写したものです。白いものは雲ではなく乗鞍岳でした。手前には甲府盆地へ向かって北から下ってくる尾根と金ヶ岳・黒富士山地の山が複雑に重なっています。
[12] 乗鞍岳の右側には八ヶ岳が高度を上げてきます。さらに金峰山がその八ヶ岳を隠します。手前の唐松尾根の水平部分の上に見えるゴトメキは「御止木」です。
[13] 北西には金峰・国師の山並みが見えます。手前の乾徳山や黒金山は甲府盆地の北東端から伸び上がってくる山並みで、西沢渓谷をはさんで甲武信ヶ岳へつながります。柳沢ノ頭など「頭」が並んでいるところは大菩薩嶺から北西へ柳沢峠を越えたところにある三窪高原と言われているところです。
[14] 大菩薩嶺山頂方面です。南面は草原になっているのでこの尾根を登っていくときは眺めが広がります。
ここからは以前から掲載しているものです。
[1] 大菩薩峠から親不知の頭(おやしらずのあたま)まで来ると三ツ峠も見えてきます。
[2] 親不知の頭から南アルプス方面です。3000mの高峰がずらりと並び、手前には帯那山も見えます。甲府盆地の雲が徐々にとれてきました。
[3] 親不知の頭西側にはレンゲツツジが群生しています。花盛りを少し過ぎていますが、赤と緑が美しく、いい眺めでした。後ろの草原は雷岩へ向かう尾根で大菩薩嶺は雷岩の向こう側です。
[4] 大菩薩峠を挟んで南にある熊沢山と小金沢山が見えます。小金沢山の右裾には御坂山地がみえるはずですが、このときは雲に隠れています。
[5] 雲が湧き上がっていますが南アルプスが見えています。ただし、農鳥岳は手前に湧き上がっている雲に隠れ、薬師岳と観音岳は雲が湧いてその中に隠れています。
[6] 旧峠へ下るところからの眺めです。建物があって登山者が二人あるいているところが旧峠(賽ノ河原)です。