富士宮口登山道(ふじのみやぐちとざんどう)
富士山へは4つの一般登山道がありますが、車で到達できる地点が一番高いのが富士宮口です。また、新幹線の駅から五合目へのバスがあるので遠方から電車で訪れるのに便利な登山口です。この日はタイミングによっては三浦半島や房総半島、伊豆大島、三保、御前崎が見えたときもありますが、雲が広がってしまい展望は伊豆半島が中心となりました。
N35.35164° E138.73512° 標高 3226.0m
[1] 新七合目から愛鷹山(あしたかやま)と伊豆半島です。右端の雲の下が富士市街、愛鷹山の向こうが沼津から三島にかけて、左端は裾野市のあたりになります。
[2] 新七合目で日の出になりました。左側の黒い部分は富士山の斜面です。富士宮口では新七合目以上でないと日の出は見えません。それ以下では富士山の山体から太陽が昇ってくることになり、新七合目がギリギリのところです。新五合目を3時半に出発して新七合目に5時前というゆっくりペースでした。
[3] 元祖七合目から下を見たところです。明るくなったので伊豆半島や沼津アルプスがきれいに見えてきました。市街地もわかりますね。手前の一番左の大きな穴は宝永火口へ続くところで、そのほかにも側火山がいくつも写っています。
※側火山:寄生火山ともいいます
[4] 八合目です。市街地が右側の富士から中央の沼津、三島から左の裾野へと続いているのが見えます。雲が増えてきているのがお分かりになりますか。
[5] 九合目から丹沢のほうを見たところですが、肉眼ではかすかに房総半島らしきものが見えていました。しかし、写真ではわからないですね。
[6] 上の画像をPhotoShopで補正したのですが、三浦半島がなんとなくわかる程度で房総半島までは少し無理でした。このあたりに房総半島があるということで名称を入れてあります。