幻の滝(まぼろしのたき)
富士山の東斜面に雪解けの頃限定で滝ができます。須走口五合目から南へ30~40分のところです。ここに載せた写真はその滝の100メートル北にある砂礫地からのものです。
N35.36125° E138.77407° 標高 2060.0m
[1] 砂礫地を横断する道から見上げる山頂部です。ここも富士山の斜面ですが、山頂までの差は1700メートルあります。
[2] 砂礫地を抜けて谷に沿って少し登ったところで見える流れと山頂です。そのときの水量によりますが滝になっています。
[3] ここからは砂礫地で見える山です。遠くは奥多摩の山、手前は道志西端部の山が見えます。
[4] 北東に山中湖とそれを取り巻く道志西端部の山が見え、そこから東へ丹沢が続きます。
[5] 山中湖の南側で山梨県と静岡県の境にある三国山などが見え、その向こうは丹沢、そして平野部が広がっています。
[6] 御殿場市街地から箱根の山が見えています。そしてその奥は相模湾から三浦半島や房総半島ですが霞んでいます。見えるとすれば矢倉岳の後ろに三浦半島の大楠山、矢倉岳と明神ヶ岳の間に房総半島の鋸山や富山があります。
[7] 南東方向手前の平地は御殿場市から裾野市そして三島市のあたりです。箱根から伊豆半島にかけての山が見えます。
[8] 富士山の裾野が見え、霞んでいるのは三島市から沼津市の市街地や沼津アルプスや伊豆長岡付近の山で、遠くに伊豆半島脊梁部の山が浮かんでいます。右側に高度を上げてくるのは愛鷹山です。
[9] 南には御殿場口登山道近くにある双子山などが見え、そのむこうに愛鷹山があります。
[10] 谷を少し登ったところで斜面を流れ落ちてくる雪解け水です。崖のところで滝のようになります。