西農鳥岳(にしのうとりだけ)
西農鳥岳は日本で15番めの高峰(※)で3051mのピークです。三角点のある農鳥岳より25m高く、両者をあわせて"農鳥岳"とし、3051mの高さを採用している書籍やデータがあります。間ノ岳との鞍部にある農鳥小屋から見上げるとその高さがわかります。
※「地理情報データハンドブック」(財団法人日本地図センター:平成11年)による
N35.62477° E138.23033° 標高 3051.0m
[1] 農鳥小屋から200mを越える登りで西農鳥岳に着きます。このときは北アルプスが姿をあらわしました。これは槍・穂高をアップにしたものです。西農鳥岳からは富士山、北岳、奥穂高岳のビッグ3が揃い踏みでした。
[2] こちらは中央アルプスです。手前の雲の下は伊那谷です。
[3] 昨日登ってきた八本歯のコルが遠くなり、コルでは高く見えた八本歯の頭がこんなに小さくなっています。その向こうに八ヶ岳が並ぶはずでしたが、雲に隠れています。
[4] 農鳥岳から南へ続く尾根の上に富士山が浮かんでいます。この方面は上空に雲が増えてきているのがおわかりいただけると思います。
[5] 西農鳥岳から南西に延びる尾根と塩見岳、悪沢岳、赤石岳など。
[6] 農鳥岳まで行き、戻ってきたときの農鳥小屋への下りで見かけた雷鳥です。3mぐらいの距離まで寄ってきたのですが、悠然としていました。