仙丈岳(せんじょうだけ)
南アルプス北部の女王といわれ3033mの高さを誇ります。山頂から360度の展望が得られ、晴れていれば北アルプスもよく見えます。この日は近くの山だけでしたが、それもすぐにガスに遮られてしまいました。しかし、見下ろす3つのカールはどれも雄大でこれだけでも仙丈ケ岳に登る価値があります。
N35.72014° E138.18358° 標高 3033.0m
[1] ここまで歩いてきたんだという感じの小仙丈岳から続く尾根、後には甲斐駒ケ岳がありました。
[2] 仙丈岳山頂近くのピークです。どちらも巻くように道がついています。背後は鳳凰三山ですが、観音岳に雲がかかり、薬師岳は雲の中です。
[3] 近くの北岳と間ノ岳は見えています。この黒い雲がやがて仙丈岳をつつみ、しばらく展望が無い山頂にしてくれました。
[4] 馬の背への下山途中から眺めた甲斐駒ヶ岳と摩利支天です。優美な仙丈岳に対して荒々しい甲斐駒ヶ岳という様子がよくわかります。
[5] 馬の背への下りから見上げた仙丈岳は遥か高いところにありました。薮沢カールの白いものは10月9日に降った雪です。