草すべり(くさすべり)
白根御池から小太郎分岐への約600mの登りです。白根御池から見ると草の急斜面で、あたかも滑り台のように見えます。しかし、草の斜面は下半分で、ここはシナノキンバイやグンナイフウロが多い高山植物帯で、2500mから上はダケカンバなどの灌木帯になります。そして右俣コースと合流するとお花畑になります。
N35.68434° E138.24424° 標高 2722.0m
[1] 灌木帯に入って2550m付近まで登ったときに見える北岳です。登っているときは広河原や白根御池に比べて近づいてきたことが分かると思います。
[2] 2600m付近から見える鳳凰三山です。このように灌木帯のところどころに山並みが見えるところがあります。
[3] 2700m付近の右俣コースとの合流付近です。白鳳峠の向こうに山梨・長野県境の山が見えます。
[4] 右俣コースが合流した草すべりの最上部、お花畑から見える北岳です。
[5] 2750m付近で池山吊尾根の上に富士山が見えてきました。左の奥のほうに箱根方面や道志の山が見える方向ですが雲海の下になっています。
[6] 富士山をズームで写しています。手前は池山吊尾根のボーコン沢ノ頭から北へ分岐して大樺沢の東側を広河原へ延びている尾根の2802mのピーク付近です。
[7] お花畑から見える鳳凰三山です。その向こうには山梨・長野県境の山が見えています。