冷池山荘（つべたいけさんそう）

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の間にある小屋です。小屋は2004年に改築され、山小屋というよりは"山荘"といったほうがふさわしいほど、きれいなさっぱりした小屋になりました。その小屋の前は一段高いテラスになっていてそこから鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳が見えます。2005年7月19日は風と雨でしたが、午後になって晴れ間が出て、なんとか見えるようになりました。
N36.60308° E137.74831° 標高 2420.0m

[1] 山頂部分は雲に隠れたままの鹿島槍ヶ岳です。山頂へ行った人の話ではガスの中で何も見えず、風が強くて大変だったということです。

[2] 爺ヶ岳のほうは日差しがあって穏やかに見えます。しかし、午前中は黒部の谷から吹き上げる風に雨が混じり、顔に当たると痛いほどでした。この爺ヶ岳に降った雨はこの斜面を流れて黒部峡谷の十字峡に注ぎ込みます。

[3] これは20日に鹿島槍ヶ岳から下山してきたときに冷池山荘のテント場から少し登ったところにあるお花畑から鹿島槍ヶ岳を見たところです。コバイケイソウが当たり年のようであちこちに見られました。そのほかシンノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、キヌガサソウなどいろいろな花が咲いていました。