雄山(おやま)
立山の主峰である雄山は3003mの高さがあり、山頂には雄山神社峰本社があります。社務所は一段低いところにあり、その前は少し広くなっていて大勢の登山者が休んでいます。また、ここまでは室堂ターミナルから一ノ越を経由して登ってくる観光客もいます。なお、一等三角点立山(2991.6m)は雄山山頂ではなく、社務所の前の一ノ越からの登山道が山頂にたどり着くところにあります。
N36.57308° E137.61777° 標高 3003.0m
[1] 雄山から富士山、南アルプスなどを見たところです。近くから遠くまでよく見えていました。
[2] 山頂から見える富士山です。手前は餓鬼岳で、この左が八ヶ岳、右が南アルプスになります。山頂で祈祷をしている神官の話では、今シーズンに入って富士山が見えたのは2回めということでした。なお、雄山に付いたのは12時前なので夏のこのような時刻になっても160km離れた富士山が見えているというのは珍しいことです。
[3] 山頂から社務所を入れて白山方向を写したものです。低い山並みが幾重にも重なった向こうに白山が見えました。昔から日本三大霊峰と言われている富士山、立山、白山を一度に眺められる佳き日だったのです。
[4] 白山をアップにしてみました。
[5] これはすぐ南の黒部源流の山々と槍・穂高です。遠くに中央アルプスが見えていましたが、乗鞍岳と御嶽山は雲に隠れていました。
[6] 社務所前から山頂を写したもので、登山者を待つ神官がいらっしゃいます。岩峰の上に立つ神官というのもめったにお目にかかれません。なお、装束もそのものでしたが、足元は草履でした。