蝶ヶ岳夕方編(ちょうがたけ)

蝶ヶ岳は安曇野からよく見える山頂が平らな山で、すぐ北には三角錐の常念岳があるので、見つけやすい山です。2006年7月の大雨で安曇野側からの林道が通行止めになっていて、上高地からの登りになりました。ここでは遠くで雷鳴が聞こえた夕方の展望を紹介します。
N36.28756° E137.72610° 標高 2677.0m

[1] 展望盤がある高みから蝶ヶ岳ヒュッテとその向こうの最高点を見たところです。直前までガスで見えないことも多かったのです。chou_1_1

[2] 雲の間から出てきた槍ヶ岳の"槍の穂先"です。遠くで聞こえていた雷鳴はこの方向からだったのですが、この頃には聞こえなくなっていました。chou_1_2

[3] 雲が去って見えるようになったキレットから槍ヶ岳までです。紅く染まるかと期待したのですが、太陽が雲に遮られてしまいました。chou_1_3

[4] 雷が引き起こす空気中の静電気によって髪の毛が逆立っているところです。話に聞いたことはありますが、体験したのは初めてでした。近くにいた肩までの髪の女性も逆立っていたので皆で驚いたのです。この後、近くの常念岳のほうから小さい雷鳴が聞こえました。chou_1_4

[5] 上空に現れた雲ですが、形がチョウに見えませんか。蝶ヶ岳上空にチョウなんてできすぎです。chou_1_5

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