赤岩ノ頭(あかいわのあたま)
硫黄岳から西へ伸びる尾根の最初のピークで、標高は2656mです。現地にはとくに表示はなく静かなピークでした。しかし、硫黄岳と赤岳鉱泉からの道が合流する広場のような峠に「赤岩ノ頭」と記した標柱がありますが、これは本来の位置を示したものではありません。
N35.99531° E138.36372° 標高 2656.0m
[1] 北方面の眺めですが、雲がなければ天狗岳の後ろに妙高山など北信の山が、蓼科山の左には鹿島槍ヶ岳など北アルプス後立山連峰の山が見えます。
[2] 横岳など八ヶ岳の主稜線が見えます。火山らしい部分です。
[3] 八ヶ岳の中心部です。赤岩ノ頭ぐらいの高さがあれば、富士山や御坂山地、大菩薩連嶺、奥秩父山系などが見えるはずですが、上の写真とこの写真のように八ヶ岳主稜線が屏風のように立ち並ぶので、それらの山並みは見えません。
[4] 阿弥陀岳の右側に見える南アルプスと中央アルプスです。雲が湧いて北岳は雲の中のようです。
[5] 南アルプスの部分をズームで写したものです。北岳は雲の中ですね。甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳はよく見えています。
[6] カメラを右へ動かして南アルプスと中央アルプスの山並みが重なるあたりです。
[7] 中央アルプスの部分をアップにしました。
[8] 中央アルプスの北の部分と南アルプスの北端といわれる守屋山(もりやさん)などが見えています。守屋山と同じ位置の中央アルプスの奥には御嶽山が見えています。守屋山の手前に見える平地は茅野市、右の奥に諏訪湖が見えています。
[9] 御嶽山の部分をズームで写したものです。山頂部分は雲に隠れているようです。
[10] 峰ノ松目の向こう側に乗鞍岳が霞んで見えていました。高ボッチ山や鉢伏山の一帯を高ボッチ高原といいますが、その向こう側に北アルプスの槍・穂高連峰や常念岳などが見えます。このときは雲と霞の中でした。
[11] ズームで覗いてみたら雲の下に槍ヶ岳が見えていました。