国師ヶ岳(こくしがたけ)
国師ヶ岳はこの山域の主脈縦走路の2592mのピークです。大弛(おおだるみ)峠から小一時間で山頂に立てるので車で来てハイキング気分で歩く人も多いようです。ここだけを登ることは稀で、南の北奥千丈岳(きたおくせんじょうだけ)とセットで登ったり、甲武信ヶ岳までの縦走の途中に通ることになります。
N35.87097° E138.67298° 標高 2592.0m
[1] 大弛(おおだるみ)峠の東側、森林限界を抜けたところにある国師ヶ岳から見た富士山です。15時過ぎなので霞んでいますが、夏でこのくらい見えればなかなかの見えかたです。
[2] きれいな看板が設置されていました。その向こうに北奥千丈岳が見えています。
[3] 南東方向です。飛龍山や黒川山といった多摩川源流部の山まで見えています。空気が澄んでいれば丹沢などが見えます。
[4] 手前に丸い黒金山、そして人気が高い乾徳山などが見え、遠くには大菩薩方面が見えています。空気が澄んでいれば箱根や道志方面が見えます。
[5] 手前にはあまり登られない遠見山などが見え、御坂山地と富士山が見えます。富士山や御坂山地は補正してあるため、遠見山などとの境が白くなっています。
[6] この山地最高地点の北奥千丈岳(きたおくせんじようだけ)とその左側に南の小楢山などが見えます。
[7] 北奥千丈岳から前国師岳へつながる稜線の向こうに金峰山が見えます。
[8] 金峰山と朝日岳です。五丈岩がはっきりわかります。また、空気が澄んでいれば金峰山の左に南アルプスが見えます。