黒富士(くろふじ)
黒富士は甲府盆地の北にある山のひとつで西隣の茅ヶ岳などに比べると静かな山です。山頂よりもそのすぐ下の岩棚からの展望が優れています。これらの写真は山頂のものもありますが、岩棚からのものが大半です。
2020年登山時には山頂での眺めはほとんど無く、富士山展望台とかつてのコースだった北側の岩棚からすばらしい眺めがありました。
N35.79764° E138.55327° 標高 1630.0m
[21] 山頂はこのように樹木があって南アルプスの一部を除いて眺めが悪く大菩薩や富士山、南アルプスを眺めるのは山頂を東へ50メートルほど行ったところの「黒富士 富士山展望台」が良く、国師・金峰や八ヶ岳、南アルプス北部を眺めるのはかつて登山コースだった山頂北側の岩場が良いでしょう。
[22] 富士山展望台からの富士山です。手前は御坂山地と金峰山から盆地へ下る尾根です。
[23] 富士山展望台から東に見える大菩薩の山並みです。
[24] 南東には大菩薩から御坂山地東部へ続く山並みが見えます。
[25] 御坂山地とその向こうに富士山が見えます。手前は甲府盆地へ向かって下る尾根です。
[26] 御坂山地が高度を下げた向こうに天子山地が見え、天子山地が高度を下げた向こうには南アルプス安倍奥の山が見えます。
[27] 南アルプス中部の荒川三山などが見えています。荒川岳がほぼ南西です。平地は甲府盆地の北西部で韮崎市から甲府市、ここを流れている川は北岳や甲斐駒ヶ岳を源とする釜無川で、盆地の南で笛吹川と合流して富士川となって駿河湾に注ぎます。
[28] 南アルプス白根三山と鳳凰三山、早川尾根から甲斐駒ヶ岳までです。北岳と観音岳が重なって北岳は頭が見えているだけです。右側手前から高度を上げてきているのは茅ヶ岳の南斜面です。
[29] ここからは山頂北側の岩場からの眺めです。
西側にはこの山域で多くの人に知られている茅ヶ岳と金ヶ岳が見え、その向こうには南アルプス甲斐駒ヶ岳から北端部にかけての山並みとさらに乗鞍岳が見えています。駒薙がほぼ西です。
[30] 曲岳の右側遠くに乗鞍岳の白い姿が見えていました。ズームで写しています。
[31] 八ヶ岳の左裾に北アルプス穂高連峰が見えていました。ズームで写しています。
[32] 升形山の向こうに八ヶ岳が見えます。
[33] 升形山の右側には清里・野辺山高原から東へ伸びてくる山梨県と長野県の境の山が見えます。横尾山の右に低くなった部分がありますが、雲がなければ浅間山が見えるところです。
[34] ほぼ北に男山が見えそこから東側に小川山まで見えています。
[35] 甲府盆地の北に連なる瑞牆山から金峰山にかけてです。
ここからは2008年の画像です。
[1] 山頂の林の上に富士山が見えます。
[2] ズームにするとこのようになります。富士山の裾には御坂山地の節刀ヶ岳(左側の木の後ろ)から王岳が見えます。
[3] 右のほうを見ていくと南アルプス前衛の櫛形山と甘利山が見えています。
[4] 鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳までが見えていますが、薬師岳は雲の中です。
[5] ズームで写した観音岳と地蔵ヶ岳です。観音岳には雲が絡んでいます。小太郎山はこの尾根の向こうにあるピークで低くなったところから顔を出していました。
[6] これは早川尾根をズームで写したものですが、よく見ると奥に仙丈ヶ岳から伸びる尾根が見えています。
[7] 甲斐駒ヶ岳をズームで写しています。
[8] すぐ近くの茅ヶ岳と金ヶ岳がせり上がり南アルプスはその向こうになります。
[9] 通ってきた八丁峰や観音峠を挟んで反対側の曲岳が見えます。遠くに北アルプスが見えています。
[10] 曲岳の右側をズームで写したもので乗鞍岳が見えています。守屋山は南アルプス北端です。
[11] 乗鞍岳から低くなった稜線がふたたび霞沢岳で高くなって北アルプスになります。
[12] 八ヶ岳南端の編笠山の斜面に乗るような形で穂高連峰が見えています。
[13] 升形山の左側に八ヶ岳です。
[14] 升形山の右側に山梨・長野県境の山が見えています。そして低くなったところから浅間山が顔を覗かせています。
[15] 浅間山の部分をズームで写しています。
[16] 秩父甲斐の山並みへと続いていきます。
[17] 北側では金峰山が目立ちますが他にもきら星のごとく並んでいます。
[18] 秩父甲斐の主脈は東へ延びていきますが、この尾根にさえぎられて見えません。
[19] 甲府盆地の北に連なる山々を西から見るような形になり、その向こうには大菩薩嶺が見えます。
[20] 大菩薩から南へ続く山並みです。