北奥千丈岳（きたおくせんじょうだけ）

関東山地の奥多摩から秩父、そして山梨県と長野県の境へ続く山並みの最高点が北奥千丈岳です。国師ヶ岳から南へ伸びる尾根にありますが、尾根上の小さなピークに奥千丈岳というのがあって、その北ということになります。位置的には大きな国師ヶ岳のひとつのピークといってもいいでしょう。
N35.86874° E138.67075° 標高 2601.0m

[1] 三角点があるわけでもなく、最高点にしては不遇なピークでしたが、標柱が立っています。左側の岩がこの標柱がある部分よりより高いので、標高値が変わるのではないかと話題になったこともあります。遠くに八ヶ岳が見えていて、霞んでいなければ北アルプスも見えそうです。

[2] 八ヶ岳を中心にして写しています。八ヶ岳の峰々がこれだけ見えるのもこのあたりからならではです。

[3] 八ヶ岳主峰の赤岳と岩峰の横岳、そして大きな爆裂火口をもつ硫黄岳です。

[4] 近くの小川山などです。空気が澄んでいれば北アルプスが見えるのがこの方向です。

[5] 主脈の北側にある御座山などです。手前は前国師ヶ岳になります。

[6] 国師ヶ岳のむこうに尾根続きの甲武信ヶ岳や雁坂嶺が見えています。