北アルプス展望台(きたあるぷすてんぼうだい)
毛無山南東にある西から北が開けた場所です。登山道から5mぐらい西側の岩の上にあります。この尾根は樹林におおわれていて山頂も富士山方面しか見えないので、ここで南アルプスの展望を楽しむのがいいでしょう。なお、北アルプスは条件がそろえば見えるので「北アルプス展望台」と名付けたのかと思います。
N35.41250° E138.53667° 標高 1910.0m
[1] 南アルプス中部の山並みです。布引山がほぼ西です。
[2] 荒川三山から白根三山へかけての南アルプスです。富士川の西にある富士見山も見えます。
[3] 塩見岳から鳳凰三山まで南アルプス北部の山です。
[4] 手前の大ガレの頭は毛無山から北西に伸びる尾根のピークです。南アルプスが高度を落とすところと八ヶ岳の間には北アルプスが見えます。
[5] ちょうど西にある布引山とその両側の山並みです。
[6] 荒川三山をズームで写しています。前衛の山並みも見えています。
[7] 荒川三山のうち悪沢岳付近をズームで写しています。手前に重なる千枚岳などもわかります。
[8] 塩見岳とその右(北)に連なる部分です。手前の富士川の西の山もよく見えます。
[9] 白根三山とその東に連なる山です。
[10] 鳳凰三山の部分です。甲斐駒ケ岳と早川尾根が重なっています。
[11] 八ヶ岳をズームで写しています。
[12] 「北アルプス展望台」というからには霞んでいなければ見えるはずなので、そのへんを写してみました。画像処理ソフトで補正するとわずかに白いものが見え、その右には台地状の場所が見えます。毛無山の位置や八ヶ岳よりも左側ということから美ヶ原と霧ヶ峰でその左に北アルプスが見えるとすれば白馬岳付近となります。カシミールのシミュレーションではその通りでした。
[13] 画像処理ソフトで切り抜いて極端な補正をしたものがこの画像です。春の霞んでいる空では限界です。