猿橋の城山(さるはしのしろやま)
日本三奇橋のひとつ「猿橋」の南にある低い山です。整備されていない急坂なので登りより下りのほうがたいへんです。山頂は樹木に覆われて展望はありませんが、テレビの受信アンテナ跡から少し下の岩のところから狭い範囲ですが展望があります。
N35.60709° E138.98220° 標高 544.6m
[1] テレビアンテナがあるところから木の間に桂川の谷を挟んで北側にある扇山が見えます。
[2] テレビアンテナから少し下にある岩の上から扇山の右裾と上野原の八重山、そして陣馬山近くの連行峰などが見えます。
[3] 右を見ていくと高尾山が見え、その右には手前の尾根が高度を上げてきます。
[4] 上野原の高柄山から高度を上げていく尾根です。中央線の駅から登れる倉岳山が木の後ろです。
[5] 桂川の谷の上流のほうを見ると大菩薩南嶺(小金沢連嶺)が見えます。三角形の滝子山です。
[6] ハマイバ丸から黒岳まで大菩薩南嶺が見えていて、手前には大月の岩殿山があります。「ハマイバ」は漢字で書くと「破魔射場」です。
[7] 五百円札の富士山の撮影地である雁ヶ腹摺山から大峰まで大月北側の山が見えます。この右は百蔵山から扇山へと続くのですが、樹木に隠れます。