男山展望台(おとこやまてんぼうだい)
京都盆地の南西、桂川、宇治川、木津川の3つが合流するところの南側にある山です。石清水八幡宮が鎮座していて都の南西の守りとなっています。
N34.88101° E135.70029° 標高 94.0m
[1] 石清水八幡宮表参道を登って行く途中から比叡山が見えます。さらに琵琶湖の西岸にある比良山地の最高峰武奈ヶ岳(1214.4メートル)が見えます。
[2] 右のほうを見ると新幹線のトンネルがある音羽山が見えます。
[3] 社の北側、ケーブルカー駅の西側にある展望台からは京都盆地とそれをとりまく山が見えます。これは北西から北北西にかけてで男山とともに盆地の南西の出口にそびえる天王山が見えます。
[4] 火防の神様愛宕神社の総本社がある愛宕山から北山の山並みです。
[5] 北山が並んでいますが、貴船山や鞍馬山は雲がかかっていて判然としません。
[6] 雲がかかって判然としない北山の右に雪を載せた琵琶湖西岸の山があり、鬼門の押さえ延暦寺が鎮座する比叡山があります。さらに南東へ続く山並みは如意ヶ岳の南で滋賀県との境となります。手前には麓に伏見稲荷が鎮座する稲荷山があります。
[7] 新幹線がトンネルで潜っている音羽山は京都市内の山、そして宇治市と茶で名高い宇治田原町方面の山並みが南へ続いていきます。
[8] 東に宇治川上流の山などが見えます。
[9] 宇治田原町から奈良県との境へ向かって南へ続く山並みです。
[10] 逢坂山の右側低くなっているところに白い山が見えたのでズームで写してみました。調べると滋賀県と岐阜県の境にある伊吹山です。この麓を通って岐阜から安土を経由して都を何回も往復した戦国の武士たちも石清水八幡宮を参拝したときに気づいたでしょうか。徒然草に出てくる仁和寺のお坊さんはここまで登っていないから見てないですね。