月山(がっさん)
修験道の信仰の山、そして可憐な高山植物が咲き誇るなだらかな山容の山です。北側の八合目から花々が咲く登山道は素晴らしく、回りの山を眺めながら登れます。南側からはリフトを利用して急坂となだらかな坂を登ることができます。山頂は月読命を祀る月山神社本宮の境内になっていて、お祓いを受けてから参拝します。なお、下記の緯度・経度・標高は山頂北側にある三角点の値で、山頂標高は1984mです。
N38.54946° E140.02703° 標高 1979.8m
[1] 三角点峰から北に鳥海山が見え、なだらかな月山の北面が見えています。このときは鳥海山に雲が載っていました。
[2] 鳥海山をズームで写しています。雲の下に見える白い線は山腹の谷筋に残っている雪です。
[3] オモワシ山の東側を登っているときに見えた鳥海山です。このときは雲が載っていませんでした。
[4] 1909mピークの右側に八合目とを結ぶ登山道があり、そこから右へ近い山が見えています。大森山は肘折口登山道が通っているところです。
[5] 北東方向には月山からなだらかに下る斜面の向こうに銅山川の両岸の山が見えます。地蔵盛山は肘折温泉の南にある山です。
[6] 東に葉山をはじめとする銅山川が刻む谷を挟んだ村山盆地との境の山が見えます。
[7] 南西方向に朝日連峰の山並みが見えます。晴れていれば日本海が見えるかもしれません。
[8] 南西から西にかけて姥沢口方面の山と湯殿山が見え、遠くには新潟県境の山が見えます。三足一分山は「みあしいちぶやま」と読みます。
[9] 西に新潟県村上市の旧山北町にある日本海から立ち上がる山が見えます。「日本国」は珍しい山名で知られた山形と新潟の県境にある山です。
[10] 山形県庄内地方南部の山が見えています。
[11] 弥陀ヶ原から見た山頂部です。緑の中の黄色い花はニッコウキスゲです。